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８月２８日（日）、滝高校にて愛知県高等学校新人体育大会水泳競技大会尾張支部予選会（通称：新人戦）が開催されました。学校対抗、タイムレース決勝による全２８競技のうち、一宮南高校水泳部員の奮闘模様をご報告いたします。

早朝７時から自分たちの控え場所を確保することが必要です。プールからの距離や日陰の変化をふまえて、大所帯が座れるスペースを探します。その後、テントなどの荷物を車から運び入れます。全員そろったところで朝のミーティング。体調や役割分担を改めて確認します。本部への提出書類もそろえていきます。

そうこうしているうちに、公式練習の時間。トレーニングしてきた身体と対話しながら泳ぎます。少しずつ本番への気持ちを作っていく時間でもあります。己を信じて、レースの良いイメージを描きます。その姿を見ると、「何事でも実現させるためには、まず自分自身に期待しなくてはならない」という有名選手の言葉を思い出しました。

今大会も計時の補助役員を担いました。４名のマネージャーが交代しながら、公式記録を計測するために終日ストップウオッチを握ります。選手とは異なる闘いですが、彼女たちの練度は高いので安心して見守れます。手動計測の緊張を深呼吸で集中力にかえ、落ち着いた気持ちで重責を果たしてくれました。

いよいよ明日、新人戦に臨みます。

この夏の成果を存分に発揮するためには、コンディショニングが重要となります。前日は調整メニュー。泳ぎのフォームやダイブ（飛び込み）を確認したり、リレー種目の引継ぎを練習したりします。

明日の新人戦でどのような結果が出るか、今から待ち遠しいです。

今回は練習風景をたくさんご覧ください。

魚のように泳いで泳いで、泳ぎ続けます。水の世界が練習場所です。

本日３年生は校舎で終日模擬試験です。つい先日まで一緒に泳いでいた先輩たちも教室で頑張っています。

その引退を意識してしまう「新人戦」という名の大会が来週に迫っています。県大会標準記録が総体よりも下がるので、チャンスが広がり、後輩はやる気に満ちています。

朝のミーティング風景です。定刻に整列し、連絡や練習についてキャプテンが話します。全員でプールに一礼することも欠かしません。ルーティンが崩れるとタイムにも反映されます。凡事徹底を意識しながら練習に励みます。

８月６日（土）に第３７回尾張地区高等学校水泳選手権大会（会場：愛知県立一宮起工科高等学校）に出場しました。新チームになって初めての公式戦をご報告いたします。

「女子４×１００ｍフリーリレー」は、４名の選手が自由形を泳ぐ団体種目です。一宮南高校水泳部の女子選手は現在４名。つまり、補欠は０名です。とにかく４名全員が出るしかないのです。１名でも欠ければ出場すらできません。

そのような過酷な条件の中で、「女子４×１００ｍメドレーリレー」の４位入賞を上回る２位になることができました。この種目は総体が５位でしたので、飛躍できました。ただし、１位まで０．６１秒しかありません。最終泳者が猛追しましたが、わずかに逃げ切られたので、次戦は優勝を勝ち取りたい種目です。

■第２位　　４分５１秒７４

大島　香織　　大野　咲良　　林　　杏紗　　藤井　心音

ぐんぐん差が縮まり、１位を抜ける勢い。

惜しくもタッチの差で届かず。

「男子４×１００ｍフリーリレー」は、入賞までわずか０．８７秒差の８位でした。新人戦でリベンジしたいと思います。