講義風景2

第4回サイエンスカフェ「臓器移植を考える~移植医療を通して『いのち』について考えよう~」を実施しました。

2月1日(土)、ドリカムの午後に第4回サイエンスカフェを実施しました。

今回は、愛知腎臓財団の鷲見陽子さんを講師にお招きしました。

鷲見さんは看護師さんで、愛知県に3人おいでの臓器移植コーディネーターのうちのおひとりです。

「移植医療とは」から始まり、「死の定義」「移植医療の歴史」「日本の移植医療の現状と課題」「再生・修復医療とは」と進み、最後に「サンクスレターの紹介」がありました。実際に臓器提供をした家族の思いや、提供しないことを決断した家族の思いを伺い、意思表示することが一番大事だということを学びました。

さまざまな『もし』に対して、考え、想像し、悩み、話し合うこと。提供する権利・提供しない権利・移植を受ける権利・受けない権利、いずれも尊重されなければならないことを、お話を伺い、考えるきっかけになりました。

今回は、移植医療に興味をもった生徒および、医療系進学を考えている生徒の合計37名の参加でした。誰もが自分のこととしてとらえ、深く考えることのできた1時間でした。

講義風景1