水泳部#67 奇跡の大逆転、感動の優勝、そして連覇へ【1位(県大会出場)】
8月28日(日)、滝高校にて愛知県高等学校新人体育大会水泳競技大会尾張支部予選会(通称:新人戦)が開催されました。学校対抗、タイムレース決勝による全28競技のうち、一宮南高校水泳部員の奮闘模様をご報告いたします。
■女子4×100mフリーリレー 1位 4分44秒99
大島 歌織 大野 咲良 林 杏紗 藤井 心音
女子最終種目400mリレーは最も暑い時間帯に行われました。飛び込み台にホイッスルが鳴り響き、辺りに緊張感がみなぎります。第1泳者がダイブし、レースのスタート。
隣のレーンの選手が序盤から猛然と泳ぎ、後続を大きく引き離していく展開に。
第2泳者の粘り強い泳ぎで3位の位置をキープしながら追いかけます。1位の選手とは気の遠くなるような距離が空いていましたが、「あきらめない」気持ちのこもった泳ぎを続けます。
絆が好循環を生み始めました。第3泳者からはじりじりと差を縮めていきます。
そして、ついに最終泳者へ。2~3m遅れた2位でダイブしました。コロナ禍で応援の声を禁止されているため、心の中でエールを送り続けます。往路の50mでついに追いつき、2選手が同時に高速ターン。ラスト復路50mです。45m…40m…35m…30m…。25mまで来ても頭が並んでいます。20m…15m…。あまりの接戦に会場中が固唾を飲んで見守っています。ここで、一宮南のエースが輝きを見せます。最終盤のスパートでぐいっと抜き去りました。そのまま栄光のゴール。 (↓詳細はこちらの動画です)
素晴らしいというほかありません。もともと女子選手が2年生1名、1年生3名しかいない本校水泳部なので、紛れもなく4名全員で勝ち取った団体競技の優勝でした。来年度の総体では、ディフェンディングチャンピオンとして連覇を達成するのが目標です。